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今回は個人的にセオリーを外してきた回なのかな?とドラマを見ていて感じました。
それが良かったと感じる部分もありましたが、なんというか、見終えて感じるのはガッカリ感の方が大きい気もします。
なんでだろうか。
先週の予告の段階でとても楽しみにしていた刀伊の入寇。
ただ、今までの感じだとタイトルで示されている事柄に向かって進んでいく内容になりそうだと予測をしていたので、今回はガッツリその内容が見られないのだろう…とも想像していました。
しかし、予想に反してガッツリ刀伊の入寇を描いてくれた!
大宰府に赴任した隆家がその土地の人たちから好かれ・慕われている様子も含めて、今回はとても良い回だな!と思っていたんです。
今まで光る君へでは戦闘のシーンってほとんどなくて。
時代感とか描いているものが都の話だからそういうものだろうと思っていた分、新鮮味もあり面白かった。
しかしながら、本当に残念だったのが周明。
とても素敵な歳の取り方をしていてまひろとの再会も嬉しかったのに、なんであんな終わり方にしたのでしょう?
あんなに分かりやすい死亡フラグを立てたらそりゃ、退場するよね。
これが何話もずっと出続けていた人物でぽろっとフラグを立てて次の回くらいで回収する…とかなら、まだ分かるんですけど。
久しぶりに登場して盛大にフラグを立てて退場するって、もうお笑いムーブにしか見えなくて。
あんなに格好いいのに、周明…。
こんな残念な終わり方になるなら無理に出てこなくても良かったんじゃ…?とさえ思ってしまうくらいにガッカリポイントでした。
そんなこともあって、せっかく楽しく見ていた今回も見終えた感想は「そりゃな」で終了。
1話の中でこんなに気分の落差が大きいドラマは無いよね。
あえて外してみたのか?
直秀の時は、本当に急に退場してしまいビックリとショックが大きかったのですが、なぜ今回はそういう描き方にしなかったのでしょう?
周明だって直秀と並ぶ良いキャラクターだと思うんです。
まひろにとっても大事な存在の1人でしょうし。
それをこんなオチみたく使ってしまうの…?と私としては取り残されてしまった気持ちが大きいです。
ただ、そもそも大河ドラマを見ている層の方には『死亡フラグ』が一般的ではない可能性も考えられるのかなぁ…とも思います。
私の母も「何それ?」って感じでした。
だから一緒にドラマを見ていたけれども感想が全然違った。
私が苦笑いだったのに対して母は普通に周明の退場を驚き悲しんでいました。
「話したいことがあるって言ってたのにねぇ…」って。
母のリアクションを元に想像すると、大河ドラマがメインターゲットとしているであろう方々にはショックなお別れとして映ったのかな?
私みたいに不満を抱いている人は居ないのかもしれませんね。
…周明好きだったのになぁ…。
好きなキャラクターが作品で大事にされない悲しみみたいなものを強く感じた回でした。
この先の展開としては刀伊の入寇で活躍した隆家がどう描かれていくのか?というポイントはありますけれども(都に居る公家たちとの認識の差があるのよねぇ…)、なんかもう期待は出来ないかなぁ。
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