年末に悲しいお別れがありましたが、我が家には猫が二匹居ます。
そのうちの一匹、長い付き合いの老猫がなんだか最近変わったように感じられまして、今回はそんな私の気づきの様なものを書いていこうと思います。
ゴロゴロ
老猫、メスの猫なのですが、長い付き合いでもうよい歳のおばあちゃんです。
長い事一匹で生活していた事もあるのか、元々の性格なのか、いわゆる女王様タイプ。
触られるのは嫌だし、抱っこなんてもってのほか、というような感じでした。
新しい猫が増えた事で競争心に火が付いたのか、ボケ始めているからなのか、食欲旺盛になっている今。
今まではそんな事も無く、人の食べ物にも一切の興味を示さない猫でしたが、食欲が無いよりはあった方が健康的だろう、と前向きに捉えて毎日一緒に生活しています。
そんな女王様気質の老猫。書いた通り触られるのが好きではないタイプだったハズなのですが、最近はそれが変化してきた様でして…。
近寄ってくる頻度が増え、その度に頭や体を撫でてあげると大きなゴロゴロで返事をしてくれます。
時には、もっと撫でなさいと催促をするくらいに、体に触れられるという事を喜ぶように。
どういった心境の変化なのかは分かりませんが、気が済むまで撫でてあげる、なんて事が増えてきました。
かしこ
老猫、長らく一緒に暮らしてきたからなのか、元からなのか、頭がとても良い子です。
餌をあげているのは私なので、私の生活パターンを覚えていて、食事の時間になれば催促しに来ます。
その他、家族が外出から帰ってくれば玄関でお出迎えをしてくれたりもします。これに関しては昔から変わらない行動です。
以前は、猫のご飯係等は祖母がおこなってくれていました。その為、一番に向かうのは祖母の所。
祖母がトイレに入っていると、トイレの前で脱がれたスリッパの上に座り込み祖母が出てくるのを待っていたりしました。
老いても
元々細身の体の猫なのですが、歳をとってからさらに痩せて小さくなってしまいました。
これに関しては仕方のない事なのかもしれませんが…。
食欲はあるのですが、カリカリを食べると消化する前に吐き出してしまうので、猫まんまをご飯にしています。お米にカツオ節をふりかけただけの簡単ご飯。
それでもむしゃむしゃと食べてくれるので、体調の方はあまり心配していません。
昨年末に悲しいお別れが突然やって来てしまったので、いつかはこの子ともお別れするのだろうなぁとは思うのですが、老猫なりに元気な姿を見ていると実感が湧かないです。
なるべく長生きして、なるべく幸せに暮らしていってもらえる様に、それだけを考えている最近です。
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