今週のお題「自由研究」
久しぶりに『今週のお題』にチャレンジ。
夏休みの自由研究と言うと、理科的なイメージが浮かぶのですが、これって私だけなのでしょうか?
アサガオの観察とか、そういうヤツ…。
私はどうしてもそういったモノが苦手だったので、いつからか社会科の方へ逃げていました。
ということで、そういう思い出などを書いてみようと思います。
継続観察が苦手
アサガオの観察日記、やったことありますか?
多分、私はやったことがあるんだと思います。
アサガオかどうかは忘れましたが、植物の観察日記をつけたことがある気がする。
という、とてもおぼろげな記憶があります。
観察日記に限らず、観察して記録して的なことがとても苦手だった私。
アサガオの観察日記だと、絵日記的な物だったので、絵を描くことが苦手な私には二重苦だった。
そんなわけで自由研究ってとても嫌な物のイメージが強かった小学生時代。
確か、夏休みの宿題の中でもマストのものと選択するものがあり、自由研究は選択できるいくつかの課題の内の1つだった。
その中で嫌な自由研究を選んでいたのは、その他の物がもっと嫌だったからにほかなりません。
嫌な物の中から1番マシなヤツを選んでいただけ。
そんな私に救いが訪れたのが中学生の時でした。
社会科が救い
中学生になり、夏休みの課題の幅が増えました。
その中で1番私に大きな影響を与えたのが、社会科の自由研究。
中学3年間、毎年夏休みの自由研究は社会科のものを選んで行っていた私。
1年の時は、ひらがなの歴史について。
2年の時は、魔女裁判について。
3年の時は、名誉の殺人について。
古い記憶をどんどん消失している私ですが、こういうことはよく覚えてる。
中学生になり、社会科の自由研究を通して初めて「自由研究って楽しい!」と思うことが出来た私。
全てその時の私の興味関心に走った内容ですが、そこそこに褒めていただき、評価を頂いたりもしたんです。
中学3年の時に行った自由研究に関しては、高校受験の時の面接官の先生がたまたま社会科の先生だったために、面接ということも忘れて楽しく話してしまった記憶もあります。
そういうことも含めて、とても良い記憶しかない社会科の自由研究。
図書館に通い、参考になりそうな本を読み、その気になれば数日で研究が完了できてしまうと言うのが私にとっての魅力の1つ。
毎日コツコツ経過観察するのが超苦手な私にとっては、これってかなり大きいんですよね。
研究内容について振り返る
さて、私が中学3年間で自由研究の題材として取り扱ったモノたち。
その当時の私の興味や意識が向いていたものたちです。
1年生の時にはひらがなの発生について調べていました。
これは、その当時の私が2ちゃんねる(今は5ちゃんねる、だっけ?)とか、フラッシュ倉庫とかにどっぷり浸かっていたオタクだったため。
独特な文字や言葉が沢山あって、それを当たり前に読んでいた。
あと、ギャル文字とかもこの辺りの時代で目にしたりもしていて。
そういうところから思いついたのが、ひらがなの研究でした。
あと、ひらがなが女性が使っていた文字であったというのも、私の興味を引く要素の1つだったんです。
2年生になって魔女裁判についての研究を選択したのは、なんでだったんだろう?
動機は忘れてしまいましたが、女性への迫害とかそういうことに興味があったのかもしれない。
その流れが大きくなったのが3年生で研究した名誉の殺人について。
この本を読んだことがきっかけで名誉の殺人という物を知り、それを取り扱いたいと思ったんです。
ここら辺は、魔女裁判から繋がる意識が私の中にあるように思う…。
中学生だった私の意識はどうやら女性というものに向いていたんだろうと思います。
ひらがなに関しても、そう。
女性の立場の低さとか、命の軽さというか、そういうものへの違和感とか疑問みたいなものに関心が向いていたんでしょうねぇ、私。
夏休みの自由研究
今時の学生さん(小学生・中学生)たちはどんな自由研究をするんでしょう?
こういう時期になると自由研究キットみたいな物をよく見かけますが、そう言えば私はそういう物を作ったことが無いです。
同級生には貯金箱など作って持ってくる子も居たような気もしますが。
工作とかやらなかったなぁ、私。
そういった面倒くさそうな物には手を出したくなかったんだ…。
興味のないことには一切労力を割きたくないという、こういう部分は今も変わってない気がする。
理科的な自由研究で毎年賞をもらっている子も居たなぁ。
ああいうのって、本当に個人の得意不得意が出るよね。
才能の見せ場だったりもするんだろうし。
最近はプログラミングとかの自由研究もあったりするんだろうか…?
どこかで好きな事とか得意な分野を見つけて楽しめたらいいよねぇ。