
良い話になるのかと思いきや、一気に突き放されたように感じた今回。
見終えての感想は、「疲れたぁ〜」です。
山東京伝
今回から登場した菊園さんとは夫婦になったようですが、3年後に菊園さんが病死しているとのことで、夫婦でいる時間はあまり長くなかったようですね。
その後にまた遊女を身請けして夫婦になっていて、養女がいて…と、普通に家庭人としての顔もあったらしい。
今回は、政演と歌麿の回だったなぁと見ていましたが、とにかく不憫でもありました。
蔦重に感情移入できない…は今に始まったことではないんですけど、今回はひどすぎた。
春町先生の死を、松平定信を批判する材料に使っているようにしか感じられませんでした。
おていさんも「何様か」と突っ込んでいたし、正演が終わりに言っていたことも、どちらも的を得ています。
『時代に会った面白いものを作る・売れるものを作る』という視点で言えば、政演が大正解ですよね。
松平定信にも感情移入できませんが、蔦重も大概です。
あと、普通に殴ってたのも、ちょっと…。
一応他人だからね。親子でもないし、身内でもないし。
あまりにも過ぎて、「ちょっと…」としか言いようがないです。
次回も苦しい
ずっと不穏だったきよさんの足。
次回予告で『病に臥せっている』ということが明確に書かれていました。
…梅毒でしょうか?
治る見込みがない…と思ってしまうのは早いのかもしれませんが、せっかくの歌麿の幸せをこんなに早く奪わないでほしいとも思ってしまいます。
以前喜多川歌麿のWikipediaを見たのですが、そのときに妻に関しては詳しく書いていなかったように思います。
政演のwikiは、再婚とか養女を迎えた時期も細かく書かれてた。
その差を考えれば、ここできよさんを退場させるよりも、どうにか病に勝って歌麿と生きていく物語にもできると思うんですけど。
…どうなるんだろう。
不安だー。