どうする家康、第24回の感想雑記になります。
とりあえずの感想として、「急カーブでつまんなくなったな…」というのがありまして。
色々と辛辣なことを書きそうです、私。
夢は、夢。
前回で覚醒したらしい瀬名。
千代と穴山梅雪という2人と接触し、色々と手を回しています。
ドラマ序盤、「壊れたのか?」と思わずにはいられなかった様子の瀬名。
『戦のない世』のために、各地の有力者と結んで信長とも渡り合える力を得ようという考えがある…と、後々家康に語る。
なんていうか、ひたすら白々しい薄っぺらい回だったなぁと思わずにはいられませんでした。
家康も瀬名の語る夢を聞きながら、過去を回想していきます。
が、その壮絶なシーンが流れるほどに、瀬名という人から心が離れていく。
瀬名って、実際に戦を経験している人ではないんですよね。
両親との辛い経験とか、戦なんてなければ…的な経験は勿論しているけれども。
でも、実際に戦場に立っていたわけではない。
それに対して家康は今まで様々な苦しい経験をしてきましたよね。
思い出して1番辛いのは、やっぱり夏目との別れだと私は思いました。
夢を語るのが家康なら、まだここまで白けることはなかったと思います。
「この人なに言ってるんだろう…」っていうのがずっと続いてた回でした。
今回の白けをより加速させたのが、穴山梅雪という人物だったように思いました。
というか、「この人なんでこんなに瀬名に共感してるんだろう?」っていうのがずっと謎で。
わからなすぎて「バカなん?」とか思い始めるくらいには、謎だった。
戦に嫌気がさしていたのかもしれないけれども、軍師的な立場で動いていた人物が乗る案にしては、あまりにもお粗末に思えてしまって。
「今まで信玄の側で何してたん?」っていうのも、思わずにはいられなかった。
そして何よりも、瀬名の夢に乗ることを勝頼に話しているのが信じられなかった。
勝頼の気持ちを完全に踏み躙ったよね。
あんなに人の心がわからない人物が武田の重臣として居るっていうのも、なんか、よくわかんないんだよなぁ。
勝頼だけでは救われん
最後に勝頼が「築山の小細工を全て公にせよ」と命じます。
彼があそこで想いをぶちまけるのが、今回の私的唯一の救いでした。
ずっと抱えてたモヤモヤをちょっと払拭してくれた感じです。
が、彼の語りだけでは完全に拭えないほどにはモヤモヤは溜まっていて…。
穴山梅雪という人物について気になりすぎたので、Wikiで検索してみたのですが、最終的に武田を離反している人物らしく、「それのための流れだったのかな?」と想像しました。
が、だとしても、なんか急にハンドル切られた感じがして。
全くついていけないまま1話が終わりました。
〆に。
今までなら「次回も楽しみ!」みたいな記事の締め方が出来ましたが、正直それもなく。
瀬名がどのような終わりを迎えようとも、どうでも良いかなーっていう。
あと、次回の放送は7月になりますけど、ドラマとしてどこまで描かれるのでしょうか?
家康が天下統一するのが最終回なのかな?
信長はまだまだ元気だし、この先秀吉の時代が来ますけど…。
全然共感できずに面白さも理解できなかったので、誰かに教えて欲しいと思うくらいには、置いてけぼりくらった感あります。
普段ドラマを見ない人間なので、こういう心境で1話見続けるっていうのは、ある意味新鮮ではありましたが。
共感できないとこんな感じになるんですね…。