今回のべらぼう、私としてはとても面白かったです。
特に午之助!
源内先生に次ぐ私の推しになりそうな予感…。
すくわれる
蔦重って流行りに敏感だと思っていたのですが、役者に関しては疎いんですね。
というか、多分これからこういった方面にも敏感になって流行を生み出すメディア王になっていくんだろうね。
浄瑠璃を見にいくのに普段よりも地味目な着物をきているりつさんが可愛かったです。
普段、忘八衆の中ではツーンとしているけど、やっぱりああやってウキウキとしている姿を見るのはいいですねぇ。
あと当たり前のようにくっついてきていたお兄さんも好き。
余談ですけども、「浄瑠璃」と聞いてパッと頭に浮かんだのは人形でした。
でも、あれってよくよく考えると「人形浄瑠璃」というやつで…。
人が演じているという新鮮さがあるのは、私の中でのイメージが人形浄瑠璃先行だったからなのだなぁとドラマを見ながら考えていました。
さて、吉原で開くお祭りに午之助を呼びたい蔦重たち。
最初は断られてしまうけれどもきちんと向き合って、できるだけのことをして、心を動かすことに成功しました。
忘八も自分たちのメリットを前提として、動く時には動いてくれるわけですよねぇ。
そんなわけで吉原でのお祭りに参加するだけでなく、蔦重と直伝本の出版の約束までしてくれた午之助。
馬面太夫っていうのが褒め言葉になるのかわからないので、ひたすら午之助って書きますけども。
鱗形屋からしてみたら寝耳に水だし、ずっと繋がりを持てるように必死に動いていたのだから切ない話です。
でも、男気によって見放された鱗形屋を救ってくれるのも男気というのは、上手い締め方だと感じました。
彼を救ってくれる存在がきちんといること、義理や人情によって見放されていないという部分は鱗形屋の人としての姿をよく伝えてくれるなぁと感じます。
余談の余談
こんなことを書いていいのかわからないのですが、ドラマを見ていて午之助演じる寛一郎さんの目の動かし方がお父様にそっくりだなぁ…と思っていました。
なんていうか、とても面影を感じる。
どうする家康とか鎌倉殿の13人に出演されていたので私としてもとても印象深く覚えているのです。
蔦重に声をかけられ逡巡する時の目の動きとか、目元がとにかく似ている…!
と、思っていました。
ただ、これってもしかするとあんまりポジティブな感想ではないように感じていて。
作品に関して「面白く感じなかった」みたいなボロクソは『感想』として書きますが、個人の意見だし製作者を傷つけようみたいな意図はもちろんないので、思うままに書いています。
一方の役者さんに対しての感想としてのこれって、見方によってはネガティブにも捉えられるもので…。
私は素敵だと感じたのですが、もし嫌な気持ちになってしまう方がいたら申し訳ないと思いつつ書いています。
瀬以になったのね
身請け後の瀬川の名前がどうなるのか?っていう話題を見かけましたが、瀬以さんになったんですね。
蔦重と大文字屋の旦那とケラケラ笑いながら話す様子は可愛らしいものでしたが、検校にしてみたらいい気はしないよねぇ。
普段から誰の前であってもそうなら気にしないだろうけど。
2人でいる時の姿とあまりにも違うものだと、そりゃ快くないだろうし。
なんだか検校さんが可哀想に見えてしまいました。
まぁ、瀬以も悪気はないんだろうけども。
こういう小さな不穏の積み重ねが後々響くんだろうなぁ…。
今回も、推し
ちらっと出てきた源内先生、エレキテルか何かの研究をしていましたね。
出演時間としては短いものでしたが、源内先生のあの着物素敵だったなぁ〜。
黒地なんだけど光の当たり具合でキラキラと模様が出るところとか、通で粋な着物だなぁと見ていました。
次回は吉原でのお祭り!
楽しみですねぇ。