実資殿がひたすら格好良かった今回。
次回が最終回とのことですが、まったく先が読めないまま今回も終わっていきました。
安否のはなし
前回の終わりからネットでは周明生存ルートの話題で盛り上がっていましたよね。
私個人的にはもちろん周明の死は悲しすぎるけれど、あれで実は生きていた…となったらそれ以上の興ざめだなと思っていたので、死が確定して悲しいやら安堵したやら…という感じ。
ついでに乙丸にも死亡フラグ説が出ていましたが、この説に乗っかる形で考えたのが、戦による巻き込まれ死ではなくまひろが大宰府から帰らないという選択をして奥さんに会えず…という最期でした。
ただ、乙丸の駄々っ子ムーブでまひろは都に変える決断をしましたが。
今までずっとまひろに振り回されてきた乙丸が最後の最後にまひろを振り回す役回りを演じるというのは感慨深いものがありますね。
買った紅も無事にきぬに渡すことができて良かった。
都のもろもろ
刀伊の入寇に関しての沙汰、歴史的にもあの隆家の活躍の重要性を理解していたのは実資のみだったと言われていますが、ドラマでもそのように描かれていて。
公卿たちが平和ボケしていたというのは歴史的な視点での解釈ですが、公任や行成などはドラマのキャラクター的にはそちらに置いてしまうとちょっと違和感が生じる。
そこで彼らの言動の元には道長への愛情や想いがあった、という解釈になっていたのだと見ていて理解しました。
公任の道長への言動は「なんでわかってくれないの!?」という彼女ムーブにも見え…。
自らの損得とは別の視点を得てしまっている道長からすると、実資の方が政治的によい話し相手になっているという事実が余計に切なくさせますね。
さて、最終回
倫子がまひろに道長との関係を尋ねるところで終わってしまいましたが、次回どうやらまひろは話をするそうです。
ネット界隈では事実を知ったら倫子はショックで立場も心のよりどころも全て失うのでは…?という予測が立てられていましたけれども、次回予告のあらすじを見る限りではそんなにショックは受けなさそうですね。
見ていてハラハラドキドキ系のドラマではないし、感情揺さぶられて…!という感じでもないので、淡々と最終回も視聴するのだろうと思います。
あらすじの段階で道長が亡くなる描写は確定っぽいのですが、まひろはどうなるんだろうか。
ここまで来ても終わりの予測は一向に立ちませんねぇ。